【中途採用】社内SEの志望動機

社内SE
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応募書類を書く時や面接を受ける際、志望動機を聞かれることがほとんどですよね。

私も転職活動を始めたばかりの時はどう伝えればよいか悩んでいました。
新卒で就職活動していた時は氷河期世代だったこともあり、「どうしても御社で働きたいんです!」「他社も受けていますが、御社が第一志望です!」という熱意を伝えないと面接を突破できませんでした。
初めての転職の時はその印象が強く、応募したい求人を見つけてもどうしてもその会社で働きたいという志望動機がまとまらず悩んでいました。

ちよこ
ちよこ

考えている内に募集が終了してしまったこともありました。

私と同じように志望動機ってどう伝えればいいの?と悩んでいる方も多いと思います。面接前に悩んでいる方の参考になればと思い、記事にしてみました。

【中途採用】社内SEの志望動機 SES形態からの脱却

社内SEの志望動機としてよく聞くのは

・1つのシステムにじっくり関わりたい
・システムを開発して終わりというのではなく、改善やサポートもしていきたい

というようにSES形態から脱却して腰を据えて働きたいという希望です。

ちよこ
ちよこ

私も志望動機の1つとして伝えていました。

転職後、面接にかかわるようになってからも応募者からよく聞く志望動機でした。
これは面接官側も違和感を感じずに「そう思う人は多いよね」とすんなり受け入れられる理由です。

ちよこ
ちよこ

でもそれだけだと志望動機としてはちょっと弱い・・・

転職を考えたきっかけとしてはOKですが、志望動機がこれだけだと楽な環境を探しているだけだとマイナスにとられる可能性もあります。

ちよこ
ちよこ

私もエージェントから同様のアドバイスをうけました。

【中途採用】社内SEの志望動機 応募する会社でいかせる経験を伝える

これはとても大切です。中途採用の場合、会社としては応募者を採用した場合のメリットがなければ選考通過とはなりません。
職務経歴を詳しく伺いながら、面接官側で求める経験とマッチしているかを判断するのですが、直球で「弊社でどのように活躍できますか?」と聞いてくる会社もあります。
私もこの質問をされたことがありますが、準備無く突然聞かれると結構戸惑うものです。まだその会社をあまり知らないのに活躍もなにも・・・と思ったのですが、質問者の意図はそこではなく、応募者の経験や能力が自社でいかせるかどうかを知りたいのだと思います。

志望動機とは別に聞かれるポイントかもしれませんが、自分の経験や持っている能力が企業の募集要項とマッチしていた場合は、「○○の経験を××でいかせると思った」と具体的な例をあげて志望動機に付け加えると、面接官側も応募者を採用するメリットが明確になります。

ちよこ
ちよこ

どんなに小さなことでも良いので、自分の経験をじっくり洗い出してアピールポイントを見つけて下さいね!

【中途採用】社内SEの志望動機 応募する会社の魅力を伝える

応募を決めたら会社のホームページは必ずチェック!
そして、ホームページを見て良い印象を受けたポイントや共感した所を伝え、応募したいと思った理由の1つとしてあげてみるのもおすすめです。

中途採用の面接に関わるようになって感じたのですが、新卒の時のように「この会社で働きたいです!」という熱意を持って応募してきた方に出会うことはほとんどありません。
中途採用においては条件(年収・待遇)や経験がマッチしているかの方が大切なので、そんなものかなと思います。ただ、稀に会社の事業内容も知らずに面接に来たり、あきらかに興味なさそうにしている方がいたりしますが、さすがにそれはマイナスな印象を受けます。

実際、ホームページを隅々までチェックして、会社に抱いた良い印象を伝えてくれた方がいらっしゃいましたが、興味を持ってくれていることが十分伝わり、その後の面接も明るい雰囲気ですすんだことがありました。

ちよこ
ちよこ

それをきっかけに面接官と話しが弾むこともあります。

【中途採用】社内SEの志望動機 社内SEへの適正をアピール

これも結構重要です。社内SEとして転職した1社目で直属の上司も言っていました。
社内SEは向き不向きがはっきりしていて、その上司の方が「向いていない」と指摘していた人は同僚の私からみても「確かに・・・」と納得してしまうような方でした。
残念ながら、SEの中にはシステムに関する知識が無い方を下に見ている人が一定数います。そして、それを隠そうとせず「なんでこんな操作するんだ」とか、「そういう仕様です」とか言ってしまうんです。

ちよこ
ちよこ

ユーザー側もうかつに質問できない雰囲気・・・

面接する側になった時も適正があるかどうかはかなり気になるポイントでした。
面接の際、受け答えがドライな印象の方には「システム部門の社員以外はITの知識があまりありません。びっくりするような問い合わせを受けるかもしれませんが対応できますか?」と聞くこともありました。

特にSES企業から社内SEへの転向を希望する方は、両者の違いを理解し、自分が社内SEに向いていると思う理由を具体的なエピソードを添えてアピールしてみるのも良いと思います。

最後に

実は、志望動機の伝え方に悩んで「志望動機 伝え方」で検索してヒットした文章を元に受け答えしていたこともあります。自分で答えておきながら、やはり借り物の言葉だからか自身を持って話すことができない状態でした。

テンプレートを検索するより、自分自身の経験や能力を振り返って動機付けした方が説得力のある答えになるかと思います。

この記事が面接での受け答えに悩まれている方の一助になれば幸いです。

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