昨年、クラウド未経験ながら独学1か月でAWS Certified Cloud Practitioner(CLF)に合格しました。
ゴールを明確にしよう
まず初めに、AWS Certified Cloud Practitionerの取得を目指す際には、学習ゴールを明確に設定することをおすすめします。
資格の取得が目的なのか、クラウドを深く理解することが目的なのかによって学習方法が若干異なるからです。
私は上司に資格取得を宣言してしまったので、最小の労力で最短で合格することを目標にしていました。
自身が目指す資格とその意義を理解し、それに向けた計画を立てることで、効果的な学習が可能になります。
私の勉強方法は、短い期間でできるだけ効率的に合格したいと思う方におすすめです!
学習計画を立てる
独学で合格するためには、適切な学習計画が欠かせません。1か月間という限られた期間内で効率良く学習するために、週ごとや日ごとのスケジュールを立て、自分のペースに合った計画を立ててみましょう。
私の場合、ざっくりと以下のようなスケジュールを立てました。
1週目 | AWS認定資格試験テキストを意味がわからなくても一通り読む |
2週目 | AWS認定資格試験テキストで難しかった所を中心に意味を考えながら読む |
3週目 | Udemyで購入した模擬試験問題集を解く |
4週目 | Udemyで購入した模擬試験問題集を解く |
やったことは①参考書を読む、②模擬試験問題を解くの2つだけです。
私の場合は最短かつ最小の労力で合格することが目的だったのでこの2つだけですが、深く理解したい方はAWSのカンファレンスに参加することをおすすめします!クラウドの基礎を3時間で学べるオンラインイベントが無償で開催されることもあります。
「AWS カンファレンス」で検索するとすぐに見つかるよ
教材選び
合格するために適切な教材を選ぶことも決定的です。参考書やオンラインコースなど複数の情報源から情報収集し、理解度や予算に応じて最適な教材を選択しましょう。
私が使った教材は次の2つです。
①AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
私の場合、AWSを含めクラウド未経験だったので、1度読んでもよく理解できない所が沢山ありました。わからないところがあるとそこで読み進めるのが嫌になってくるかもしれませんが、とりあえずどんどん次に進みましょう!
とにかく最後まで読むことが大切!細かいことは置いておいて、全容をざっくり掴むことを意識するのがおすすめです。
学習計画の2週目に入ってもう一度読む時は、理解し辛い所を中心に確認していました。
ただ、この2週目の時も全ての用語を完璧に覚えようとしなくても大丈夫です!模擬問題を繰り返し解く中で、用語も定着してきます。
②Udemyで購入した模擬問題集「【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)」
Udemyって何?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私もAWSの資格を取得したいと思って独学方法を調べて初めて知りました。
Udemyとは・・・
Udemyとは、オンライン学習プラットフォームです。Udemyはさまざまなスキルや知識を身につけるための宝庫です。プログラミングから写真、ビジネス戦略まで、数え切れないほどのコースが提供されています。
Udemyでは、自分のペースで学習ができるので、仕事や家庭の両立が忙しい方にも最適です。さらに、インターネットに接続されているデバイスがあれば、どこからでもアクセスできるので、自分の都合の良い時間に勉強ができます。
子供の習い事の見学中や電車に乗っている時にスマホからUdemyの模擬問題集を解いていました。
AWSの資格試験に関わらず、もし自分のスキルアップや興味のある分野の学習を考えているのであれば、Udemyはおすすめのプラットフォームです。
Udemyの中にもAWS CLFの模擬問題集はいくつかありますが、私は
「【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)」
を選びました。
独学でCLFに合格した方の多くがすすめていたのと、Udemy上の評価(星マーク)が良かったからです。
この模擬問題集をそれぞれ正解率90%を超えるまで繰り返しました。大体3回目位で90%を超えていたと思います。
そんなに何回も解く時間は無いと思うかもしれませんが、2回、3回と繰り返すうちにサクサク解ける問題も出てくるので、徐々に回答にかかる時間は少なくなってきます。
私はこの模擬問題集をやったから合格したと思っています。
独学でAWS Certified Cloud Practitionerに合格するためには、実際の問題演習が欠かせません。サンプル問題や模擬試験を通して知識の定着と応用力を高めるのが大切です。
1つ耳寄りな情報です!Udemyの講座は良くタイムセールをやっています。資格の取得を急いでいない方はセールを狙ってみると良いかもしれません。
私も80%オフ!の時に購入しました。
勉強時間の捻出
子育て中の方はまとまった勉強時間を確保するが中々難しいと思います。勉強したいのに家事や育児で時間が取れなくて、イライラしてしまうこともあるかもしれません。
私が勉強していたのは主に以下の時間です。
- 子供の習い事の見学(待ち)時間
- 通勤電車の中
- 夫と子供がお風呂に入っている時間
- 寝る前の20分
まとまった時間を無理に取ろうとするとイライラの元!
子育て中の方は、子供と一緒に寝落ちして寝る前の勉強時間は取れない方もいらっしゃるかもしれませんが、勉強した後すぐ寝ると記憶が定着しやすいと言われているので、短時間でも時間を作るのがおすすめです。
オンライン学習だとブルーライトが原因で睡眠に支障が出る場合は、参考書の苦手な部分を読み返す等して、健康に影響が出ないようにして下さね。
モチベーションを保つ
独学での学習ではモチベーションが低下しやすいものです。
私もAWSの資格を取ったからと言って会社から一時金が貰えるわけでもなく、ただ興味本位で受けようかなと思っただけでした。
ただ、今後はクラウドの利用は益々増えるだろうし、アプリ開発の手法も変わってくると思っていたので、基礎知識をつけるには入門資格を取るのが手っ取り早かったのです。
クラウドの中でもAWSにしたのは試験の情報が一番多かったからです。
私の場合、やる気をだすために以下2つを実行しました。
- 上司に資格を取ると宣言
- 試験日を先に決めて予約してしまう (!)
2つめの試験日を決めてしまう件については、24時間前までならキャンセルや変更が可能だったからというのも理由の1つ。実際、都合が合わなくなり、1度予約を変更しました。
予約の変更は2回まで行えるよ。(2024年3月現在)
ちなみに、私はテストセンターで受験しました。予約した時間に一斉に始めるというわけではなく、時間までにテストセンターに行き、受付が終わって準備ができた人から始めるスタイルでした。
自宅で受けることもできますが、カンニングできないように部屋を整える必要があると聞いて面倒だなと思ったのと、割と近い場所にテストセンターがあったのでそちらを選びました。
最後に
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)は、クラウド未経験&独学でも十分合格可能です。
全くITの素養が無い場合は少し難しく感じることもあるかもしれませんが、その場合は勉強期間を少し長めに取って、模擬試験の問題を何度も繰り返すことをおすすめします。
私も上位資格を狙って頑張ります!